済州で味わえるおすすめグルメをご紹介します。
-
ピントク（千切り蒸し大根の蕎麦煎餅巻)
そば粉を薄くこねてフライパンで焼き、千切りにして茹でた大根を味付けして具としてのせ、細長く巻いて作る済州の郷土餅です。 ぐるぐる巻いて作ることから、ピントク(巻いた餅)と名付けられました。淡白な中にコクがあり後味がすっきりという、独特な風味を作り出す済州の珍味です。
-
オメギ餅
アワ粉をこねて丸め、ドーナツのように真ん中に穴を開けて茹で、きな粉やつぶあんをまぶして食べる済州の郷土グルメです。近年ではヨモギ粉が加わって生地が緑色になり、中に餡が入った丸い餅に変わりました。
-
アワビ粥
アワビの身を薄く切ってふやかしたお米と一緒に炊いたお粥で、アワビの肝が加わると緑豆の色を帯び、香ばしい香りがします。アワビは古くから済州島の王室献上品として有名で、8～10月に旬を迎えます。
-
スズメダイのムルフェ（水刺身）
スズメダイにいろんな野菜を入れて水刺身として楽しむ済州の郷土料理です。「スズメダイ」は済州でしか捕れない小さくて黒い鯛類の魚で、5月から8月まで水揚げされます。
-
焼アマダイ
アマダイの腹を割って塩を振りかけて干した後、炭火焼で焼いた済州島の郷土料理です。アマダイは清浄海域である済州島沖合で捕れる高級魚で、朝鮮時代から王室の献上品としてささげられてきました。あっさりした味わいが特徴の逸品です。
-
モムグク（豚肉入り海藻スープ）
モムグクは、ホンダワラを意味する済州の方言「モム」に、「スープ」を意味する「グク」で、豚肉の茹で汁に海藻のホンダワラを入れて作ったスープです。済州島の冠婚葬祭には欠かさず作る定番料理で、貴重な豚肉を町中の人たちと一緒に分け合って味わう料理として用いられました。
-
トムべゴギ
「トムベ」とは「まな板」を意味する済州の方言。「肉」を意味する「コギ」と合わさった「トムべゴギ」は豚の塊肉を煮て食べやすく切り、まな板に載せた料理のことです。お肉は通常済州の黒豚を使い、油控え目の香ばしい味が絶品です。
-
みかん
済州みかんは朝廷に進上されたもので、気候条件の良い済州の南、西帰浦で育ったみかんが特に美味しいと言われています。最近では施設栽培を通じてハルラボン、チョネヒャン、レッドヒャンなどの改良種が生産され、済州の特産品としてとても有名です。
写真提供 写真提供(イ・ボムス)-韓国観光公社 -
アワビキンパ
アワビキンパは済州島で味わえる一風変わった料理で、アワビの内臓とよく混ぜたごはんと玉子焼きのコラボレーションが生み出す磯の風味と香ばしさが特徴。 酸味と甘味が合わさったイカの唐辛子和えと一緒に食べると絶品だ。
-
ポマル(クボガイ)カルグクス(麺料理)
ポマルカルグクスはクボガイを入れて煮込んだ済州島の麺料理。「ポマル」とは、巻貝を指す済州島の方言で、一年の中でも夏に味が一番良いという。 済州島では巻貝を主にスープや粥に入れて食べるが、強すぎず淡泊な味が特徴だ。
写真提供 (イ・ボンス)-韓国観光公社 -
太刀魚の塩焼き
済州の太刀魚は塩焼きや煮つけが一般的な調理法で、刺身としても食べるほど新鮮で身もふっくらとしている。 太刀魚はビタミンや必須アミノ酸が豊富で、疲労回復や食欲増進に効果的。カルシウムも多く含まれており、子供の成長・発育はもちろん大人の骨粗しょう症の予防にも役立つ。
写真提供 (IRスタジオ)-韓国観光公社 -
黒豚
済州の黒豚は味が良く栄養価も高いため、子供の成長・発育や受験生の健康にぴったりの栄養食。 韓牛(ハヌ)の霜降りのように脂が程よくのっていて肉汁もたっぷりなのが特徴。 また、脂はコリコリの食感と味の良さにより、噛めば噛むほど旨味が感じられる。
写真提供 (Alexbundo)-韓国観光公社 -
コギグクス（豚肉麺）
他の地方との往来が容易ではなかった済州島の郷土料理は、陸の食べ物に比べて地元固有の特色と雰囲気が色濃く残っています。 中でも、町の祭りや大きな行事の日に楽しまれたコギグクスは、済州の暮らしと文化がそのまま反映されており、済州島を訪れる人々から多くの注目を集めています。
写真提供 写真提供(イ・ボムス)-韓国観光公社