瑞山寄港地のおすすめの観光コースと祭りをご案内します。
瑞山 を体表する観光スポットをご紹介します。
海美(ヘミ)邑城は朝鮮王朝の初期、兵営の城として建てられ、朝鮮時代の邑城のうち、もっともよく保存された平地の城である。朝鮮末期のカトリック迫害の現場でもあり、毎年多くの巡礼客が訪れる。2014年にはローマ教皇フランチスコも訪れた場所である。
夕焼けが海まで赤く染める美しい入り日で有名な看月庵(カノラム)は、満ち潮の時は島になり、引き潮の時は陸になる不思議なところである。李氏朝鮮の太祖である李成桂の王師であった無学大師がここで月を眺めていたときに悟りを開いたといわれていることから看月庵と名づけられた。
百済後期の磨崖仏で、太陽の光が当たる角度によって仏像の微笑みが玄妙に変わり、光との調和でその真価を発揮する作品である。中央の釈迦如来立像を中心に左側には提華褐羅菩薩像、右側には弥勒半跏思惟像が彫刻されている。
忠清南道四大寺院のひとつとされる開心寺(ケシムサ)は、美しい山道と渓谷、木影が濃くなっている石の階段をのぼると、その姿を現す。心を開いてのぼる寺、開心寺で美しい風景を満喫しながら、少しの間、俗世の憂いを忘れてみよう。
広々とした草原で、のんびりと草を食べる韓牛の群れがエキゾチックな風景を作り出す瑞山韓牛牧場は、「韓国の小さなアルプス」とも呼ばれる。春になると草原の尾根に沿って咲く桜と牧場内にある龍飛(ヨンビ)池の美しい風景でも有名である。
西海岸の美港と呼ばれる三吉浦港(サムギルポハン)は、大湖防潮堤の西側に位置する港である。ここに来ると、潮の香りが鼻をつく。海の上に浮かぶ遊覧船と漁船、青い空と海の間を横切って飛び回るカモメ。365日海を守る赤い灯台が美しい風景を誇る。
世界的な渡り鳥の飛来地として有名な浅水湾を体系的に保全・管理し、体験と教育中心のエコツーリズムを活性化するためにつくられた渡り鳥のエコパークである。約200種類の標本資料を集めて展示しており、4D映像館、ねぐら展望台、森の中の遊び場、野外公演場などで構成されている。
瑞山を代表する在来市場で、忠清南道北西部では最大規模を誇る。瑞山共用バスターミナルと隣接しており、とても利用しやすく、新鮮で多様な農水産物が手頃な値段で購入できる。また、庶民の暮らしと瑞山の豊かな人情など、どこか懐かしい市場文化を体験できる。
スイセンで有名な柳基方(ユギバン)家屋は名所というだけあって、ドラマのロケ地としてもよく知られている。母屋と庇などで構成される小さな規模の伝統家屋であるが、その中にある素朴でこぢんまりとした風景に思わず心を奪われてしまう。伝統家屋(韓屋)の塀の下にすずなりに咲いているスイセンはきれいな春の風物詩である。
熊島村(ウンドマウル)は潮の満ち引きによって陸と繋がったり、離れて島になったりと、時間によって多様な景観が楽しめる。世界五大干潟のひとつである加露林(カロリム)湾を中心に形成されており、生態資源も豊富である。熊島の特産物としてはタコ、アサリ、牡蠣、海苔などがある。